リングピロー格闘記

 

その3 グルーガン登場!


 そしていよいよお待たせしました、グルーガン登場です。
 細い金色のリボンでクッションの縫い目を隠すようにぐるーっと縁取り。
 …隠して糊ではっつけるってことは、「本返し縫い」までしなくてもよかったんじゃという思いが頭をかすめますがなかったことにします。
 グルーガンの使い方は、

1.グルースティックをグルーガン本体に差し込む。

2.プラグを入れる。

3.しばらくするとグルーガンの先が熱くなってくるので、トリガーを引いて銃口から出てくる溶けたグルーを糊付けしたいところにつける。

 だいたいこんなところのようです。ということは付属効果としては「スロウ」じゃなくて「ヒート」あたりなのかな。
 ちなみに神崎が使用したのは低温タイプ。高温のもあるらしいですが、「熱に弱い布の場合、避けた方がよいでしょう」という注意書きがあったので避けました。サテンって熱に弱かったような気がする。多分。
 ここで、説明書には「リボンは130センチのものが一本入っているので、これを50,40,40センチにカットする」とありましたが切るのはあとにします。だってクッションの周囲がきっちり50センチなんて保証はないし(メジャーもないし)。
 この選択は後に大正解だったと判明。自分の不器用さを信じて慎重策をとったのがよかったようです。
 そんなわけで、まず縫い目にそってグルーをちょっとずつつけ、冷える前にリボンをぺたり。
 「グルーは再度加熱すると溶けるから、失敗したらまたファイト!(意訳)」とあったので安心していたのですが、「ホントに出来るのかなー」と思ってまだ乾かない内にちょっとリボンを離してみました。


 びろ〜〜〜〜。


 サテン…おまえって奴はよぅ………。
 たしかに「グルー」は再加熱したらなんとかなりそうですが、サテンは溶けて駄目になるようです。
 うわー、こりゃ一発勝負だよ!
 気合いを入れ直してかかります。BGMも切ります。この間電話とかかかってきたら蹴っ飛ばす勢いで。

しばらくの後、なんとか完成。集中力を使い切りました。やれやれ、修復不可能なミスがなくてよかった………。

で、写真。リボンつける前(上)とつけた後(下)…分かります…?縁がちょっとキラキラしてますでしょ?


 
 ここでリボンはちょきりと切り離し、切り口も解れてこないようにグルーガンでとめておきます。
 切り離した残りのリボンは更にきっかり半分に切ります。…どう見ても1本あたり40センチはない気がします。おお、よかった…。
 このリボンの出番はもうちょっと後です。


 クッションが出来てほっとした後、今度はバスケットをチュールでくるみます。
 チュールというのは早い話がヴェール。フランス語らしいです。
 このチュールがまた薄くて白くて見づらい!
 最初、作業台兼アイロン台の上で広げてみたのですが全く見えません。神崎の目が悪いということを差し引いても見えません。

 仕方ないので、手近にあった真っ青なビニール袋を広げ、その上に乗せます。写真だとよく分からないと思いますが、これだとかろうじて見えたのです(下の方にかろうじて「ビニール」と「ヴェール」の境界がありますが…わかんないでしょうねえ…)。
 真っ黒い板があったらよかったなあ。
 そしてチュールの真ん中にくるようにバスケットを置き、慎重に折りたたんでゆきます。
 折り畳んだ後です。ヴェールがないので下のビニールが青くくっきりとしていますね。
 位置を決めるのと、ずれ防止にまち針を打ちます。カゴに貫通させているわけではなく、隙間を縫ってまち針を「差し込んでいる」状態。
 計4本ほどぶっ刺して完成。またグルーガンの出番です。

 説明書には、

 「バスケットを図のようにチュールでおおう。グルーガン使用。」

 と実に不親切な書き方をしています。
 いやだから、こっちは素人だから。どこを止めろというですか。
 うーんと悩んだ挙げ句、「中側なら失敗してもさほど目立つまい」という消極的な理由で、バスケットの内側数カ所に無理矢理グルーを押しつけて止めました。
 しかしチュールもなかなかお利口さんで、一度きちんと折りたたむとあまり戻ってこなかったので、この場合は本当にちょっと止めるだけでよかったような気がします。
 そんなわけでバスケット完成。


 3話で終わると思ったら案外終わりませんね…。次回に続きます。